ホテルニューオータニ幕張 第15回文学サロン「万葉の草木に学ぶ『源氏物語』第2弾」
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王朝文学を代表する「源氏物語」ですが、時代を超えて今なお私たちの心をときめかせてくれております。
その理由の一つとして宮廷という限定された生活空間の中で繰り広げられる人間関係の複雑さ、心理描写に自分の心を重ねるからだと思います。
しかしながらはじめに登場する女性の「桐壷」「藤壺」は、いずれも桐や藤として身近にある木の名前が用いられています。それは宮殿の造りから、それぞれの前庭に植えられた木や花の名前が当てられているのです。そればかりではありません。桐の木や花が持つ香り、色などの特色を捉え人物に置き換えて、当時の木や花、草が次々と登場して物語となっており、前回を交えて夕顔の風情など物語全体を捉え、紫式部の心を辿ります。
その花から物語の構成と作品、人間関係を交えて学びます。
日程 | 2014年5月28日(水) |
時間 | 10:00(受付) 10:30~12:00(講義含休憩) 12:00(昼食会) 13:30(解散) |
定員 | 30名 |
料金 | 1名様 6,000 円(お食事・税金・サービス料含む) |