第4期 言の葉の道「生きる力を培うために」

毎日、日々を重ねて時が過ぎて、誰もが生きるということの意味を考えることでしょう。尊い一日をどのように過ごせばよりよく生きられるのか、過去の教えを現代に活かすということを学び、清々しい心が培われることを願って開催させていただきます。

第1回 万葉の草木に学ぶ「源氏物語」

源氏物語にはたくさんの草花の名前が人物として登場しますが、それらの草木に込められた性質を活かして、あらすじが構成されて物語になっているということを学びます。新鮮な驚きがあります。

第2回 現代を流れる「方丈記」

鴨長明の「方丈記」ですが、鎌倉時代の川の流れは今も変りません。現代の川の流れに何を思うでしょうか? これからの生き方を流れの中に見い出します。

第3回 今を息づく「徒然草」

誰もが一日を重ねながら生きています。その一日の時間に何を思うでしょうか? つれづれなるままに・・・心に去来するものは? を語り合いましょう。

第4回 「生きる力を培う方法」

「人間小宇宙論」と「言の葉の響きは福の神の道となる」
一人ひとりの人間には、地球と同じようにそれぞれの宇宙が宿っているのです。その意味合いを知ることが生きる力となります。

日程第1回 2015年1月22日〈木〉
第2回 2015年2月19日〈木〉
第3回 2015年3月19日〈木〉
第4回 2015年4月23日〈木〉
時間10:00 ~ 12:00
場所千葉商工会議所14階会議室(ツインビル2号館)
参加費10,000円(全4回)

※4回シリーズが無理な場合、単独講座申し込みも可能です。

万葉の草木に学ぶ「源氏物語」

源氏物語の中には、約100種類にも及ぶ草木が、人物像となって登場します。作者紫式部は、草木の特徴を人物に置き換えて、物語が展開しています。そしてその草木の役割は、人間の心を行動として表現しています。驚きの物語の発見があります。

現代を流れる「方丈記」

時代は変われども、今を生きるということは、今も昔も変わらず私たちは、現代を生きています。世の中は目まぐるしく変化しても、人の心はどうでしょうか? ゆく川の流れは・・・

自分の心にどのように流れて行くのでしょうか。今を生きているという原点を見つめ、明日に向かう力とします。

今を息づく「徒然草」

人は悩むために生まれてきたのではない。しかし人間は悩める者である。等々言われてきております。が、自分の存在を考えた時、日々何を思い暮らしているのでしょうか?つれづれなるままに・・・

平和で穏やかな普遍の心を見出していきます。

「生きる力を培う方法」

よく、人はそれぞれ個性があってとか言いますが、それは人として一人ひとりに自然風景のような風景を宿しているといった捉え方が根本にあります。

今回は「人間小宇宙論」と「言の葉の響きは福の神の道となる」を共有し生きる力を培います。