第14期 言の葉の道「生きる力を培うために」

第1回 江戸時代のベストセラー「菜根譚」

菜根譚(さいこんたん)は、中国の古典の一つですが、王として、人の在り方と交流の大切さを説き、後半は、自然との関りと豊かさについての処世術を書いたもので、日本でも、間接的に教育に活かされていたことについて学びます。

第2回 言葉の「比喩」・表現の魔法

例えば、目を表す表現にしても、大きな目、だけではなく「バンビのような目をして」という短い表現の中に、穢れのない可愛いイメージがわいてきます。日本語の深みと奥ゆかしい比喩について学びます。

第3回 昔話に学ぶ心の教え

むかし、昔あるところにおじいさんとおばあさんがいました。で始まる昔話ですが、様々な場面を想定しながら構成され
ています。そして、その中身は生きるための処世術が教えとして残っています。

第4回 「風水」とは何か? 生活との関わり

古来より、国を治めるうえで最も重要視されていた「風水」です。それが人々の生活に取り入れられ活かされてきました。建築造営などに大いに取り入れられ、生活に密着したその内容をお伝えします。

日程第1回 2018年5月17日〈木〉
第2回 2018年6月21日〈木〉
第3回 2018年7月19日〈木〉
第4回 2018年8月16日〈木〉
時間10:00 ~ 12:00
場所千葉商工会議所14階会議室(ツインビル2号館)
参加費10,000円(全4回)

春爛漫の華やかな風情となりました。古来より多くの方々が、花に心を寄せ風と語らいうたに詠んできました。

今回は、日ごろから生活に溶け込み活かされてきた「菜根譚」から始まり、言葉の比喩の見事さ、また昔話の中に人としての教えがあることを学びます。更に自然に溶け込んで暮らしていた目に見えないものへの怖れと敬いとしての「風水」をどのように駆使していたのかをたどってみます。日々の暮らしにお役に立てれば幸いです。

※4回シリーズが無理な場合、単独講座申し込みも可能です。